除毛クリームで毛がなくなる仕組み
脱毛といえば「時間がかかる」「大変」「痛い」という印象がありますよね。
そんな中、「自宅でもできちゃう除毛クリームはどうしてあんなに簡単に脱毛できちゃうんだろう」と思うことはありませんか?
そこで今回は、除毛クリームでなぜ毛がなくなるのか?その仕組みについて解説したいと思います。
人間を含む生き物の毛の主成分はタンパク質であり、ケラチンと呼ばれる成分でできています。
そして除毛クリームにはこのケラチンを分解する作用があるんです。
簡単に表現すると、除毛クリームには毛(タンパク質)を分解してバラバラにする原理を利用して除毛しているんです。
除毛クリームを塗った後には放置する時間がありますよね?
大抵は除毛したい部分に除毛クリームを塗って、その後5分から10分ほど放置することがほとんどでしょう。
この時間こそクリームがタンパク質を分解するための時間なのです。
除毛クリームを使って毛を取り除いた場合、毛を再生するための組織は残っていますので「脱毛」ではなく「除毛」というのが正しい表現です。
「でも人間の体もタンパク質でできているよね?除毛クリームを使って毛を溶かした時に人間の体にダメージはないの?」と不安に思う方もいるかもしれませんね。
結論から言ってしまうと、除毛クリームは皮膚ダメージを与えることはほとんどありません。
なぜ除毛クリームで人間の皮膚はダメージを受けないのでしょうか?
というのも、除毛クリームの主成分は「チオグリコール酸カルシウム」と呼ばれる成分であり、弱酸性のタンパク質に反応するようにできています。
動物の毛の成分は弱酸性のタンパク質ですが、皮膚はそうではないのでチオグリコール酸カルシウムとはほとんど反応しないのです。
ですから、除毛クリームを正しく使用すると、毛の部分だけ選択的にごっそりと除毛することができるというわけなんです。
本当にうまく考えられていますよね。
このような理由から、除毛クリームは安心して使用することができます。


















ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません